ERPを最大限に活用し、業務プロセスを最適化
本サービス概要、アウトプットとは?
サービス概要
- SAPシステムの現状を徹底的に分析し、活用状況と改善すべきポイントを明確化します。
- 業務プロセスの最適化を実現し、SAP導入の投資効果(ROI)を最大限に高めます。
- 業務分析、経営層へのヒアリング、システム設定の評価など多面的なアプローチで課題を抽出し、具体的な改善策を提案します。
こんな方にお勧め
- SAPを導入したものの、期待したほど効果が得られていない
- 手作業や重複業務が多く、どこから改善すべきか悩んでいる
- DX、基幹システム次世代化の検討を求められるが、どう進めたらよいか分からない
➡ SAP活用診断を通し、具体的な進め方を明示します
本サービスのアウトプット
経営層が納得できる成果を得るためのステップを明確にします。
①SAP標準活用ガイド
– SAP機能の活用例を通じて、SAP本来の力を引き出すためのベストプラクティスを提供
②課題発見と改善提案
– SAPを含む業務の非効率な部分を洗い出し、改善案を具体化
③ROI概算と改善計画
– 改善策を実行した場合の投資対効果を試算し、業務改善に向けた具体的な実行計画を提示
SAP導入・活用の本来価値とは?
SAP導入、よく見られる失敗事例
❌ 失敗事例:製造業(中堅・プロセス型)
背景:導入パートナー主導でシステム構築、業務側は設定に関与せず
結果:現場に合わない運用が強いられ、Excelや紙ベースの作業が復活
示唆:業務と設定の乖離があると、現場に定着せず「形だけの稼働」に終わる
❌ 失敗事例:装置メーカー(海外進出中)
背景:急ぎの稼働優先でテンプレート導入、業務フローとの調整が不十分
結果:ユーザーが使いこなせず、周辺システムやローカルExcelに逆戻り
示唆:業務とシステムの定着支援(教育・運用ルール設計)を怠ると形骸化する
弊社サービス提供、例示
■ 事例①:製造業A社(原価計算の改善)
- 原価計算プロセスの見直しと精度向上を図り、正確な部門別損益把握を可能に。経営報告作業にかかる時間を数日から数時間に改善
■ 事例②:商社B社(在庫管理の適正化)
- SAPによるリアルタイムの在庫管理プロセス導入で、棚卸しに必要だった派遣社員工数を削減し、コスト最適化を実現
■ 事例③:製造業C社(業務プロセス自動化)
- SAP内での決算処理自動化により、2,000件以上の手動仕訳を削減し、属人化した業務を標準化
サービス内容、ご提供価格
サービス内容 ※ 詳細は次頁参照
- 経営者インタビューによる経営上の課題・当初目標の把握
- 現状の活用レベル診断(ベンチマーク)
- 活用レベル評価
- 改善施策と最適化案の提供
- ROI概算と実行可能性の評価
弊社サービス、他社との違い
| 自社(当社サービス) | 他社(一般的なSAP診断) |
診断のゴール | 課題の本質を見極め、改善策+ROI試算+実行ステップまで提示 | 現状把握で終了することが多く、実行計画までは踏み込まない |
経営層との連携 | 経営層ヒアリングを重視。戦略との整合性を確認 | 現場中心、経営層ヒアリングは限定的 |
分析の視点 | 「業務 × システム × 経営」の三位一体で全体最適を追求 | ユーザーアンケートや設定チェックなど、部分的な分析が中心 |
アウトプットの明確さ | ベストプラクティス、具体的改善案、ROIの数値試算を提示 | 課題の列挙や抽象的な提言に留まりがち |
投資対効果(ROI)の扱い | 改善案ごとにROIを定量化。説得力ある判断材料を提供 | 定性的・感覚的な表現が多く、意思決定に弱い |
現場との接続性 | 現場ヒアリングと設定評価を結びつけた実効性ある提案 | 改善施策が現場に落とし込みにくいケースも |
次のアクション | DX・次世代ERP移行まで見据えた具体的ロードマップを提示 | 別途有償 |
サービス内容詳細
①現状の活用レベル診断(ベンチマーク)
- 貴社のSAP活用レベルを業界標準と比較し、他社との相対的な位置を明確化
- 業界ベンチマークに基づき、どのプロセスが最適化されていないかを見える化
- 「どこが差別化できるか」「どこが後れを取っているか」を数値と具体例で提示
②活用レベル評価
- 次に、貴社のSAPシステムにおける実際の活用状況を定量的・定性的に診断
- 業務フローやシステム設定をチェックし、標準機能の利用状況を評価
- カスタマイズ度やマスタデータ管理の不備を確認し、改善の余地を検知
③経営者インタビューによる目標の把握
- 経営層へのインタビューを通じて、経営戦略や長期ビジョンに基づいた改善目標を明確化
- SAPを活用することで達成したい経営目標を整理(コスト削減、業務効率化、精度向上など)
- 経営層と共有することで、システム改革の方向性を目線合わせ
④改善施策と最適化案の提供
- 貴社の現状と経営目標に基づき、具体的な改善施策を提案
- 業務プロセスの見直しや標準機能の導入を提案
- 必要に応じて、新たなモジュールやアドオン導入のロードマップも策定
⑤ROI概算と実行可能性の評価
- 改善策がもたらす**ROI(投資対効果)**を概算し、実行に向けたコストとリターンを明示化
- 改善施策によるコスト削減効果(例:手作業の削減、在庫管理効率化)
- 改善後の業務効率化による時間短縮や人的リソースの最適化を数値で表現
- 「実行すべき理由」を経営層が理解しやすい形で伝達
参考価格
- 300,000円(税別)・・・貴社訪問に関わる交通費は別途ご請求
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