FI,CO,SD,MM,PPモジュールにおいて、クライアント作成後、伝票作成ができるまでに必要なカスタマイズ、マスター設定手順を以下に記載します。

尚、検証・記載をしたタイミングの機能を前提とするため、バージョンの違い等による手順の違いが内在する点はご了承ください。

※カッコは任意

【クライアントレベル】
 以下は、インストール後、最初に実施しなければならない(後続変更不可)。
 グループ通貨を設定する ソリューション設定>財務>事前有効化>定義: グループ通貨
 品目コード桁数を設定する

【FI設定】

SAP FI –企業構造設定

 会社を設定する OX15
 会社コードを設定する OX02
 (会社コードを他コピーすることも可能 EC01)
 会社、会社コードの割当を設定する OX16
 事業領域を設定する OX03
 (機能領域を設定する FM_FUNCTION)
 与信管理領域を設定する OB45
 会社コード、与信管理領域の割当を設定する OB38
 セグメントを設定する 企業構造>定義>財務会計>定義:セグメント
 (財務管理領域を設定する 企業構造>定義>財務会計>定義:セグメント)
 (追加国内通貨を設定する OB22)

SAP FI – 財務会計設定
 (Activate new General Ledger Accounting)
 会計年度バリアントを設定する OB29
 会計年度バリアント、会社コードの割当を設定する OB37
 会計期間バリアントを設定する OBBO
 会計年度バリアント、会社コードの割当を設定する OBBP
 会計期間のオープンを設定する OB52
 項目ステータスバリアント、会社コードの割当を設定する OBC5
 元帳および通貨タイプを設定する FINSC_LEDGER
  FINS_CUST_CONS_OHK_Pで不整合チェックが可能
 グローバルパラメーター、会社コードの割当を設定する OBY6

SAP FI – 財務会計マスタ設定
 勘定コード長を設定する OB13
 勘定コード表、会社コードの割当(国勘定表)を設定する OB62
 勘定グループを設定する OBD4
 損益繰越勘定を設定する OB53
 勘定科目を設定する FSP0/FS00
 (モデル勘定ルールを設定する OB15)
 番号範囲を設定する FBN1
 従業員の許容範囲グループを設定する SM30:V_T043T
 財務諸表バージョンを設定する OB58

SAP FI –税コードの設定
 非課税コード、会社コードの割当を設定する OBCL
 自動仕訳の勘定コードを設定する SM34:VC_T030K
 分割のG/L勘定を設定する SM30:V_T8G17

SAP FI –銀行の登録
 (銀行キーを設定する FI01)
 銀行を設定する FI12
 電子銀行明細書を設定する OT83

SAP FI- 債権管理
 (得意先勘定グループを設定する OBD2)
 (得意先コード番号範囲を設定する XDN1)
 得意先仕入先許容範囲を設定する OBA3
 (督促処理更新 FBMP)
 (支払条件を設定する OBB8)

SAP FI- 債務管理
 (仕入先勘定グループを設定する OBD3)
 (仕入先コード番号範囲を設定する XKN1)
 支払プログラム更新を設定する FBZP

【CO設定】

SAP CO- 企業構造設定
 管理領域を設定する OK06
 管理領域、会社コードの割当を設定する OX19
 CO伝票番号を設定する KANK
 (一般バージョンを設定する OKEQ)
 コンポーネント/管理有効化フラグを設定する OKKP
 元帳タイプの通貨タイプ/評価の割当を設定する OMX2
 元帳タイプの評価レベルの割当を設定する OMX3
 (通貨および評価を設定する 8KEQ)

SAP CO- 原価センタ会計
 原価要素グループを設定する KAH1
 初期勘定割当を設定する OKB9
 原価センタ標準階層を設定する KEOEN
 原価センタグループを設定する KSH1
 原価センタを設定する KS01
 原価センタカテゴリを設定する TBD
 (原価センタカテゴリを設定する OKA2)

SAP CO- 利益センタ会計
 管理領域の利益センタ会計を設定する SM30:FINSV_TKA00_PC
 利益センタグループを設定する KCH1
 利益センタ標準階層を設定する SM30:V_FAGL_PC_STHR
 ダミー利益センタを設定する KE59
  IMGメニューからの登録を推奨:財務会計>総勘定元帳>マスタデータ>利益センタ>登録:ダミー利益センタ
 利益センタを設定する KE51

 実績転記の制御パラメータを設定する 1KEF
 計画バージョンを設定する OKEQ
 分析対象(特性値)の更新を実行する KEA0
 

SAP CO- 原価管理
 (決済プロファイルを設定する OKO7)
 (間接費キーを設定する OKOG)
 (初期勘定割当を設定する OKB9)
 実績付替周期登録を設定する KSV1

【FI-AA設定】

SAP AA-固定資産管理
 償却表を設定する EC08
 償却表、会社コードの割当を設定する OAOB
 (Specify Account Determination )
 (画面レイアウトルールを設定する SM30:V_T082A_01
 固定資産番号範囲を設定する AS08
 (資産クラスを設定する OAOA)
 (償却領域を設定する OAYZ)
 転記方法(償却領域、総勘定元帳)を設定する SM30:V_T093_00N
 (財務諸表バージョン割当を設定する OAYN)
 (償却領域通貨を設定する OAYH)
 (画面入力項目を設定する VC_T082G_10)
 (償却エリアレベルの入力項目を設定する AO21)
 (償却キーを設定する AFAMA)
 (自動仕訳を設定する OBYD)

【SD設定】

SAP SD – 企業構造設定
 営業組織を設定する OVX5
 (流通チャネルを設定する OVXI)
 (製品部門を設定する OVXB)
 販売エリアを設定する OVXGN
 出荷ポイントを設定する OVXD
 営業所を設定する OVX1
 プラントを設定する OX10
 保管場所を設定する OX09
 営業グループを定義する OVX4
 (販売地域を設定する OVR0)
 (国、地域を設定する場合は、SAP Netweaver 以下を参照)

 販売組織、会社コードの割当を設定する OVX3N
 流通チャネル、販売組織の割当を設定する OVXKN
 製品部門、販売組織の割当を設定する OVXAN
 営業所、販売エリアの割当を設定する OVXMN
 営業所グループ、営業所の割当を設定する OVXJN
 プラント、会社コードの割当を設定する OX18
 プラント、流通チャネル、販売組織の割当を設定する OVX6N
 プラント、出荷ポイントの割当を設定する OVL2/OVXC

SAP SD –価格条件
 (条件テーブルを設定する V/03)
 (条件タイプを設定する V/06)
 (検索順序を設定する V/07)

SAP SD –税設定
 自動仕訳を設定する OB40
 ※ FTXPを使用し、勘定キー(内部処理キー)を確認し、該当する項目を設定する

SAP SD –出荷伝票-在庫移動設定
 勘定コード割当を設定する OBYC
 G/L勘定の伝票分割を設定する SM30:table V_T8G17

SAP SD –品目元帳設定
 品目元帳タイプを設定する OMX2
 ※ 会計設定のリーリング元帳設定との一致が必要
 許容範囲を設定する OMC0
 品目元帳タイプ、評価レベルの割当を設定する OMX3
 評価エリアの品目元帳有効化を実行する OMX1
 品目元帳の本稼働開始を実行する CKMSTART
 ※ テスト実行→本実行

SAP SD –請求書-自動仕訳設定
 勘定コード割当を設定する VKOA

SAP SD – マスタデータ設定
 (品目分割評価を設定する OMWC)
 (品目グループを設定する OMSF)
 (品目タイプを設定する OMS2)
 (産業コードを設定する OMS3)
 在庫・購買管理、会社コードの割当を設定する OMSY
 MRP管理者を設定する OMD0
 品目を設定する MM01
 価格(条件タイプ)を設定する VK11
 得意先/品目マスタ情報を設定する VD51

SAP SD – トランザクションデータ
 ※ 入庫処理を実施 MIGO
 受注伝票登録を実行する VA01
 出荷伝票登録を実行する VL01N
 出荷伝票登録を実行する VF01

【MM設定】

SAP MM – 企業構造設定
 購買組織を設定する OX08
 購買グループを設定する OME4
 購買組織、会社コードの割当を設定する OX01
 購買グループ、購買組織の割当を設定する 企業構造>割当>品目設定>購買グループの割当
 プラント、購買組織の割当を設定する OX17

SAP MM-価格設定
 決定表グループを設定する OMFM
 決定表グループ、購買組織の割当を設定す OMFP
 標準購買発注の価格決定表を設定する OMFO

SAP MM-請求書照合
 許容範囲を設定する OMR6
 自動仕訳を設定する SM34でVC_T030K(OB40では編集不可)
  T030Kテーブルを参照
 税コード初期値を設定する 在庫購買管理/ロジスティクス請求書照合>請求書受領>更新:税コード初期値
 会社コードの請求書テーブルを設定する 在庫/購買管理>ロジスティクス請求書照合>バックグラウンドでの請求書照合>自動ステータス変更 

SAP MM – 品目マスタ
 品目マスタを設定する MM01

SAP MM – BP仕入先マスタ
 (仕入先勘定グループを設定する OBD3)
 (番号範囲を設定する XKN1)
 (支払条件を設定する OBB8)
 仕入先を設定する BP
 (金利フラグを設定する OB46)

SAP MM -価格設定
 価格条件を設定する MEK1
 購買情報を設定する ME11

SAP MM – 購買発注
 供給元一覧を設定する ME01
 購買依頼登録を実行する ME51N
 RFQを実行する ME41/ME47
 購買発注登録を実行する ME21N
 請求書照合登録を実行する MIRO

SAP MM – 在庫移動
 (移動タイプを設定する OMJJ)
 在庫移動登録を実行する MIGO

【PP設定】

SAP PP – 基本設定
 日程計画パラメーターを設定する CPU3
 製造計画プロファイルを設定する OPKP
 日程計画用管理パラメーターを設定する OPJ9
 MRP管理者(コントローラー)を設定する OMD0
 生産スケジューリングプロファイルを設定する OPPQ
 指図タイプ、プラントの割当を設定する OPL8
 特殊調達タイプを設定する 生産計画/管理>資材所要量計画>>マスタデータ定義:特殊調達タイプ

SAP PP – マスタ設定
 BOMを設定する CS01
 活動タイプを設定する KL01
 活動タイプ/価格計画を設定する KP26
 作業区を設定する CR01
 作業手順を設定する CA01
 製造バージョンを設定する C223
 ソースリストを設定する ME05

SAP PP – MRP実行

 独立所要登録を実行する MD61
 MRPを実行する MD01N
 計画手配の確認と変換を実行する MD16

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